ストレスとにきびはかなり密接に関連しているといわれているのですが、にきびの直接の原因になっているのはストレスではありません。
ストレスは間接的な原因といってもいいと思います。
ではにきびの原因に直接関連しているものというのは何かというと、皮脂過剰が原因です。
この皮脂過剰はストレスにかなり影響があるとも言われているのです。
人というのは精神的にストレスが過剰になった場合には、体の中でストレスホルモンが発生します。
ストレスホルモンが分泌されるとビタミンB2の働きを抑えてしまうのです。
ビタミンB2というのは聞いたことがあるという人も多いと思いますが、肌の皮脂の量を調整しているとても大切な成分の一つです。
肌の皮脂の量を調整しているこのビタミンB2が不足してしまうということは、それは、皮脂の分泌のコントロールがきかないことになりますから、そのために皮脂の分泌が増えてしまうのです。
ストレスによってビタミンB2が抑制されるということでにきびが出来やすい原因につながります。
ですからストレスは直接的には原因になっていないといっても、結局はストレスが原因で皮脂の分泌が過剰になるということになります。
現代はストレス社会といわれているのですが、ストレスをいかに解消してためないようにして毎日を過ごすかどうかということが、にきびを作るかつくらないかにかかわってきますから、できるだけストレスはためないようにした方がいいでしょう。