ストレスとにきび

ストレスとにきびはかなり密接に関連しているといわれているのですが、にきびの直接の原因になっているのはストレスではありません。

ストレスは間接的な原因といってもいいと思います。

ではにきびの原因に直接関連しているものというのは何かというと、皮脂過剰が原因です。

この皮脂過剰はストレスにかなり影響があるとも言われているのです。

人というのは精神的にストレスが過剰になった場合には、体の中でストレスホルモンが発生します。

ストレスホルモンが分泌されるとビタミンB2の働きを抑えてしまうのです。

ビタミンB2というのは聞いたことがあるという人も多いと思いますが、肌の皮脂の量を調整しているとても大切な成分の一つです。

肌の皮脂の量を調整しているこのビタミンB2が不足してしまうということは、それは、皮脂の分泌のコントロールがきかないことになりますから、そのために皮脂の分泌が増えてしまうのです。

ストレスによってビタミンB2が抑制されるということでにきびが出来やすい原因につながります。

ですからストレスは直接的には原因になっていないといっても、結局はストレスが原因で皮脂の分泌が過剰になるということになります。

現代はストレス社会といわれているのですが、ストレスをいかに解消してためないようにして毎日を過ごすかどうかということが、にきびを作るかつくらないかにかかわってきますから、できるだけストレスはためないようにした方がいいでしょう。

にきびとステロイド

にきび治療に使われる外用薬の一つとしてステロイドというのを聞いたことがある人は多いと思います。

ステロイドは副腎皮質ホルモンのことですが、ひとの体の中でもともとはつくられているホルモンなのですが、腎臓の上の副腎でつくられているホルモンです。

このステロイドの大きな特徴は、体の中で何らかの炎症が起きているという場合には、その炎症を軽減させる作用があるといわれています。

ステロイド剤を使うことでにきびによる炎症を抑えることが可能なのです。

しかしにきび治療にステロイドを使うことを少しためらっているという人も中にはいると思います。

ステロイド剤は副作用が強いといわれているからです。

ステロイドは色々と副作用があるといわれているのですが、その副作用はよほど過剰に塗らない限りは大丈夫とされていますから、にきび治療に一時的に塗った位なら大丈夫ではないでしょうか。

ストロイドを使うことでにきびの炎症を抑えることが可能なのですが他の外用薬で治したいと思っている人も多いと思います。

しかし即効性がありすぐににきびの炎症を抑えたいと思っているのであれば、やはりステロイドを使うことが一番です。

ステロイドは強いというイメージがある人もいますが、にきびの症状に合わせて処方されますから症状が軽い人の場合にはそれほど強いステロイドは処方されませんので、安心していいと思います。

医師の指示に従って使う期間などを守ればにきび治療がスムーズに進みます。

にきびの飲み薬

にきびの飲み薬を飲んだことがあるという人はいるでしょうか。

にきびができてしまった対処法としては、一般的には塗り薬を塗るというイメージを持っている人も多いと思います。

しかし塗り薬だけでなく飲み薬もにきび治療のために効果的な方法の一つです。

塗り薬の場合にはドラッグストアなどでも販売されていますが飲み薬はあまり見けたことがない人も多いと思います。

にきびの治療に使われる飲み薬というのは、皮膚科で処方されます。

にきびができて悪化する前に皮膚科へ行くということはとてもいいことです。

にきびが初期の段階でも早めに皮膚科へ行っておけばそれだけでかなり症状を早い段階で抑えることができるのです。

しかし軽い症状の場合にはどうしても放置してしまっている人も多いのですが、そうなるとどうしても悪化したり、場合によっては、跡が残ってしまうということもあります。

ですから早めに皮膚科へ行ってみてもらった方がいいのです。

具体的にはどのような薬を飲むのかというと、抗生物質を飲むということが多いです。

テトラサイクリン系の抗生物質の場合には、にきびが悪化してしまう脂肪酸を分解してくれますから症状を回復してくれます。

セフェム系の飲み薬、マクロライド系の抗生物質などもにきびの飲み薬として処方されています。

しかしにきびの飲み薬というのは、即効性があるのですがその分副作用も懸念されています。

たとえば人によってはめまいが生じたり発疹ができたり、下痢になるという人もいますから気をつけましょう。

にきびとスキンケア

にきびとスキンケアについては正しい方法で毎日継続して行うということが大切です。

思春期の場合には男性も女性もどちらもホルモンが活発に動きますから自然と皮脂の量が増えて、それがにきびにつながるというのはわかります。

しかし最近は大人でもにきびに悩まされる人が多いのです。

まずにきび対策としてできるスキンケアですが、油をたくさん含んでいる化粧品を長い期間使い続けるということはにきびが出来やすい環境を作ることにもつながりますので注意しましょう。

人工的に油を肌に塗り続けることになりますがこの場合どんどん皮膚が悪化して皮膚機能が低下してにきびが出来やすい環境になるのです。

また化粧をした後のクレンジングはスキンケアの中でもとても大切なことの一つになるのですが、オイルをたくさん含んでいるクレンジングがいま人気ですが、オイルをたくさん含んでいるクレンジングの場合には、毛穴がふさがって逆に細菌が増えやすいといわれています。

ですからオイルで表面を覆わないようにしなければいけないのです。

にきび対策としてのスキンケアとしては、脂っこい食べ物をあまり食べすぎないとうことも大切なことです。

脂っこい食べ物ばかりを食べているとにきびになるkと走っていると思います。

しかし脂っこい食べ物だけでなく、糖分、アルコールも同じようににきびが出来やすい食べ物や飲み物ですから、こちらも控えることがスキンケアには大切なことになるので気をつけましょう。

耳のにきび

人によっては耳ににきびができるという人もいるといわれていますが、にきびというのは色々な場所にできます。

顔にできるという人が一番多いと思うのですがその顔の中でも耳に出来てしまうという人もいます。

耳にできるという人はそれほど多くはないので少し珍しいと言ってもいいと思います。

にきびに悩んでいる人であまり耳に出来ているという人は少ないかもしれませんね。

しかしそんな耳のにきびですが、実はできてしまうと痛みを伴うこともあるので気をつけた方がいいといわれています。

普通にきびが顔や背中にできたとしてもあまり痛みを感じるということはないと思うのですが、この耳にできるにきびについては、痛みを伴うことがあります。

少し触っただけでも激痛が走るくらいの痛みを伴うこともあるようです。

耳のにきびができる場所としては耳の裏、下、軟骨といった部分にできると思われているのですが実はこれらはおでこから鼻筋がTゾーンなのに対して、Uゾーンと呼ばれている部分になります。

このUゾーンはにきびが出来やすく、一度できるとまた出来てしまうという場所です。

耳にできるにきびの原因は色々とありますが、お風呂に入ったときにシャンプーなどのすすぎ残しが原因であるとも言われています。

耳は形が複雑ですから、ちゃんと洗ってすすぐことができないとも言われていて、そのために皮脂が耳に残ってしまってにきびになるというケースが多いといわれているのです。

耳のにきびは枕カバーが不潔であることから出来るケースもあるので清潔を保ちましょう。